お休み
休符。
は、カウントしない。
っていうのが 小さな子達の譜よみの仕方。
音符は弾かなきゃならないけれど 休符はお休みですからね。
っていうのが、くせ者。
作曲家がわざわざ休符にしているのには意味がある。と私のバーゼル時代の恩師は口を酸っぱくして繰り返し繰り返し言ってました。
ぼけっと休むな、と。
ヨーロッパでそれを言われたら ははぁーん、なるほど、と思えます。
なぜか?
それは休符の間 前の音の残響がちゃんと漂ってるから。
そこから次に行くのか。
それとも一旦 解決させるのか。
それを計算して前の音のタッチを決める。
その為には休符が絶対意味を持ってくる。
しかし。
日本はパスパスの音響ですので、休みは休み、音符は音符、と事務的に見てしまう人が多い。
その休みに そこにある空気を震わせられたり 漂ってるもので遊んだりしたいんだけど。
休符は恐怖。
になってはいけません(^^;
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