勝てば
官軍。負ければ賊。
を この数日如実に表しているのが サッカーW杯。
監督の突然解任のときは 国民の半分くらいは懐疑的な眼差しを送っていたように感じた世の中の風向きは、コロンビア戦が終わると たちどころに神風へ。
そんなもんですよねぇ。
世の中って。
音楽の世界も似たようなことは よくあります。
勝てば いいのですが、負けると ………責任は誰のせい?と。
この世界の勝ち負けは、コンクールだったり オーディションだったり 大学受験だったり いろいろあります。
まぁ、芸術に点数はつきにくいですから、判定に不服はつきもの。
まず技術が確固としてある上に そこから色付けをしないと、スタートラインからして大きく遅れをとります。
出てきた音楽性のみを点数の基準にはできないし、テクニックに綻びがあるものの上に付いてきた音楽性は、若干破綻が見えたりします。
残念なことに、技術と音楽性という両輪まわっていかないと、車としては欠陥品。
だから、結果を是々非々問う前に、両輪揃った車なのかをまず再点検。
勝ち負けは そこからの問題ですし、通過点でしかないですね。
勝つのは…………
己の中の 甘い心、これのみです。
さ、練習しよ。
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