原点回帰
本当に本当に忙しかった日々が、今日をもって少しだけ緩やかになりました。
何せ連日 コンクールのための伴奏合わせや レッスン同伴や 練習で明け暮れており ガソリンの減りが半端ないほど走り回りましたので………
体がへとへとなのは なんともありませんが、コンクールですから そこにまつわる悲喜こもごもを目の当たりにするのは かなりしんどい作業です。
入賞しても悔しい子、落ちても精一杯やりつくし嬉しかった子、日頃やらないミスをしてしまった子、本番が一番よかった子。
それらを一緒に経験し、ふと気づきました。
伴奏者って 音を出して 一緒に弾いてあげる職業じゃないな、と。
心を寄り添わせて その通信手段として音を使ってるんだなあ、って。
打ち合わせや練習と違うことになるのは当たり前です。
演奏はなまものですから。
でも、その子その子の心に寄り添おうと決めると、自分の手は 伴奏パートを弾きつつ、頭や心は相手のパートを歌ってます。
だから、相手がどう変化してもついていけます。
そして、その結果 弾きやすかったーと笑顔で言われると「一緒にやれてよかったー🤗」と心底思うんですよね。
そして、反省。
私、自分の演奏するとき 心に寄り添ってる?
ついつい ここは速いからミスしないように、とか ここはちゃんと弾かなきゃ、とか手段に走ってる。
この10日間、ピアノフォルテはろくすっぽ練習できなかったけど、明日から心に問う作業が始められそうです。
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