80歳以上の合唱団
入団条件は1つ。
80歳以上であること。
こんな合唱団が一昨日 初めて演奏会を開きました。
伴奏をお願いされたときは、いろんな意味で未知のことばかりなので戸惑いましたが、まぁなんとかなるかな、と。
しかし、プログラムが決まってきて楽譜を手にすると 多少不安が生じます。
まず「普通に弾いたらうるさくて お客さんに声が聞こえないかな?」
年齢的に そんなにお声が出るとは思えなかったので………
それから「でも小さめに弾いたら 歌ってる方々が伴奏が聞こえないかな?」
我が両親を思い浮かべると 少しお耳が遠くなってる方が多いはずと思ったので………
そして「これ、こんな前奏(楽譜通り)で入ってこれるのかな?」
たまに、メロディーとはかけ離れた前奏がありますから………
様々な???を抱え 最初で最後の練習、つまり1回きりの練習に臨みました。
元々 月に1回の練習の上に 私が多忙でどうしても予定が合わなかったんです。
そして1曲め。花。
んー?んんんん???
グランドピアノ、力一杯弾かないと 自分が自分の音聴こえないじゃない‼️
というくらい大声量😲
こりゃいかん。
と、その後にくる曲も 伴奏形を即座に変えたり、強弱変えたり そしてそれを頭にインプット。
今回は半分以上伴奏譜がなく、メロディーのみ。
そして 伴奏譜があるものも、どう聴いても和音進行がおかしいものもあり 8割は自分で作り替え。
いやー、普段はあるものを再現する、という作業に専念しているため これはこれで勉強になりました。
歌詞にそぐったものにするには?
この休符の間にモチベーションをあげてもらうには?
それでいて前に出すぎないようにするには?
試行錯誤すること1週間。
でも、伴奏するって 例え譜面があったとしても そうでなければいけないよなー、と再認識です。
相手に寄り添う。
先にでない後につかないでしゃばらない。
車椅子で観客席に陣取ってた母も 楽しかったようで まわりのお客様とお友だちになってました😅
助け助けられた演奏会でした😃
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