謙虚
とあるコンクールの伴奏で上京していました。
日本国内では最も権威のあるコンクールですので、こちらも参加者のお役に少しでもたてるよう、また 余計な気を遣わせないよう 万全の態勢で臨みます。
ただ、いつもこの類いのコンクールで いやーな気分になることがあります。
それは………
伴奏者の態度の悪さ😤
私みたいに個人からお願いされて行く人はわずかで、大抵は師事している先生のクラスの いわば公式伴奏者のような方がほとんどです。
そして、待合室や舞台袖で キャーキャー騒いでいるのも、こういう伴奏者の方々。
コンテスタントは皆さん必死です。
あと数分したら、シーンとした舞台に出て演奏せねばならない。
うまくいく保証なんて全くない、過酷な舞台です。
それを前にして、ついて出る伴奏者が、のんきな発言や やる気のない発言を繰り返してたら、私なら超頭に来ます。
「この曲、もう飽きたー」
「ごめーん、落っこちちゃった(音がなくなった、の意)」
「コンクールって難しいよねー。ミスなくても心に訴えない演奏とかあるし」
などなど。
まぁ、ビックリするくらい いろんなこといってました。
なので、自分の伴奏後 客席にまわって拝聴いたしました。
これまたビックリ。
え??これ、本当に大学の伴奏員??
ソリストのこと聴いてる?
合わせようとしてる???
😲😲😲😲😲
まぁ、何かしらご縁があって 有名な先生のクラスを伴奏することになったんでしょう。
しかし、それが この方達の実力とリンクしているわけではなく、ましてや 参加している高校生や大学生を労るでもなく。
腹が立ったのと 伴奏のまずさとで気分が悪くなり 終演までまたずに会場をあとにしました。
東京、という大都会での音楽活動は こんなことが許されるから嫌いなのよね。
と、カッカして帰ってきました😅
0コメント